加古川市・高砂市の不動産売却HOME > 売却成功のコツ
現地見学の際は、空家でない限り、持ち主もその場に立会います。せっかく、購入意欲が高まりつつある状態で見てもらうのですから、まずい応対をして印象を悪くされるのは避けたいところです。見学者の方からお聞きした実例を交えながら、「売れる家」を「売れない家にしない」方法をご紹介いたします。
見学者は家に入る前から見ています。マンションの場合、エントランスやエレベーターも自宅の一部だと思って、きれいになっているか予めチェックしておいた方がよいでしょう。
また、第一印象は玄関です。履物はひとつ残らず下駄箱にしまっておきましょう。
どんなに陽当たりのいい家でも、暗くて見にくい場所は必ずあります。事前に家中全ての電気をつけておくようにしましょう。また、陽の光が遮られるので洗濯物もしまっておいた方がよいでしょう。
水回りの状態は、ほとんどの女性が一番に気にするところです。水回りが清潔かどうかで物件の印象が、がらりと変わります。水回りは売主の奥様から買主の奥様へ引き継がれるバトンだと考えて下さい。気持ちよくバトンを受け取ってもらえるよう、家族全員で力を合わせて清潔にしておきましょう。
引越しの時に手放すものはできるだけ早めに処分しておき、残った荷物は縦に積むなどして、部屋の広さが分かるようにスペースを作った方がよいでしょう。
また、壁に掛けているカレンダーなどは、キズ隠しだと勘違いされる場合があるので、外しておいた方が無難です。
見学に来られた際に、応対する人以外は家の中にいない方が、見学者にとっては気を使わずに集中出来ます。誰かひとりが応対をし、それ以外の方は外で待ってもらうようにした方がよいでしょう。特に奥様ひとりで応対した場合は成約率が高くなる傾向があります。相手が奥様の方が安心して質問しやすいのかもしれません。
実は、奥様が応対することの利点は他にもあります。それは、見学者の方から直接価格交渉があった場合に、「主人に聞いてみないと分かりません」とやんわり返事を保留しておけるということです。これがなぜ良いかと言うと、その場で直接価格交渉するような積極的な方の場合、1度値下げを承諾した後に「やっぱりもう少し」と担当者を通して再度値交渉する傾向があるからです。ですから、最初の段階からペースを握られないよう、返事を保留しやすい状況を作っておくのです。
見学者の前で、売主が売り込みすることや自慢話は禁じ手です。普通、仲介業者と見学者は買う買わないという話を売主の前では行いません。売主を目の前にしたプレッシャーの中では、見学者が正常な判断ができなくなるからです。
バルコニーへ出るお客様は購入意欲満々です。バルコニーも商品の一部ですから、最後に印象が悪くなってはもったいないです。キチンと片づけと掃除をしておきましょう。
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